交通シミュレーションソフトウェア VISSIM

利用例

ジャンクションの代替案の比較・検討
 (迂回・無信号制御・信号制御・インターチェンジ)
バス優先施策・LRTアクセレーションの分析
容量解析、交通優先施策の提案
交通制御システムの解析
 (代替経路の制御・交通流の制御・高速道路・区間制御システム・アクセス制御・優先レーン制御)
動的配分経路選択を用いた代替ルート、高速道路などの大規模ネットワークの事前評価
幅広い交通工学分野に適合した質の高い機能
 (不通区間における容量解析・料金所・国境の交通制御など)
交通密集地域における道路利用者を考慮したシミュレーション
バス・地下鉄などの乗り換え時の歩行者行動シミュレーションやその視覚化
 (エスカレータと階段を用いた階層化された地下鉄駅の3次元モデル)
遅れ時間の比較による複数改善案の検討

  



トラフィックコントロール

VISSIMは、優先標識、停止線(通常・二段階停止線)、信号機、それらの混合といった交通を制御するようなインターセクションをモデル化することができます。VISSIMが他のシミュレーション・ソフトウエア・パッケージとは違うところは、信号コントロールの全ての形式を柔軟にモデル化を可能にするところです。

VISSIMで行うことのできる信号コントロールのモデル例です。
定周期信号・プレタイム信号
感応式信号(NEMAグラフィックユーザインターフェイス)
VISSIMのVAPマクロ言語ロジックによるユーザ定義が可能な信号制御ロジック
信号コントローラファームウェア(バーチャルコントローラ)へのインターフェース
 SiemensNextPhase、Traffic Language、D4、VS-PLUS、Vialisなど。
Peek Spot / Utopia、SCATS、SCOOTなどの適合アルゴリズムへのインターフェース
外部コントローラへのRS485シリアルコミュニケーション
McCain CID II へのインターフェースにより、信号コントローラを直接VISSIMにつなぐことができる
 C言語のような交通制御マクロ言語VAPは、簡単なデータ入力、エラーチェック、デバッギングのた
 めにフローチャートエディターVisVAPが、必要に応じて追加されます。さらに、NEMA GUIが感応式
 信号のタイミングの入力に使われるほか、カスタムメニューによってバス、LRT、鉄道の優先施策の
 モデル化ができます。

VISSIMの信号制御とITS関連アプリケーションの例です。
ランプ
感応式信号制御
LRTとバス優先施策
鉄道優先施策
緊急車両優先施策
動的速度コントロール
レーンコントロール信号
動的レーン配分
メッセージサインボード


ネットワーク

VISSIMは、単一のインターセクションから都市全体に至るまで、どのような範囲のネットワーク分析にも利用できます。 交通ネットワークであれば、私道から高速道路まで、道路機能分類に左右されることなくモデル化することができます。 また、VISSIMのネットワークアプリケーションはトランジット、自転車、歩行者のための設備なども柔軟に表現することができます。
交通システムの多くの日常的な、あるいは特徴的、幾何学的、経営的、どんな状況をもシミュレートすることができるのです。

例えばこのような例があります。
マルチレーンの高速道路、インターチェンジ、立体交差
合流・ウェーブエリア
複数信号制御インターセクション・無信号インターセクション
Uターンレーン・優先レーン・混合交通レーン
二段階右(左)折レーン
自転車専用車線
マルチモーダルシェアーレーン・追い越しレーン
全てのタイプの駐車
迂回・継続的な交通流のあるインターセクション
空港のドロップオフエリア
優先レーン・混合レーン・待ち行列のバイパスレーン
バス停・ターミナル
LRTの路線計画
歩行者の待ち行列
鉄道



交通量

VISSIMでは、車両タイプに制限がないので、完全なマルチモーダルオペレーションが可能です。
車両タイプとは、乗用車・トラック・ガイドレールバス・LRT・鉄道・バス・自転車・車椅子・歩行者、航空機などです。
複数のメソッドを同時に使い、ネットワークへのこれらの車両の割り当てをするというのは今までになかった機能です。
基本的なメソッドは、ユーザ定義された始点から終点までの固定ルート上に交通が確率的に分配されたと想定します。 インターセクションの設定には右左折が影響します。
始点から終点までが単一のインターセクションをカバーしますが、ここで複数のインターセクション、もしくは高速インターチェンジ、さらには調査対象域全体をそのままカバーすることもできます。
ダイナミックルートでは、特定のアクションが生じる場合、ユーザに指定されたパスに交通を動的に割り当てます。
例えばこのような例があります。
ダイナミックルートは、鉄道の立体交差のよく使われるパスが飽和している場合のみ、迂回ルートへの車両割り当てを行います。 OD表は、その高度なマトリックス評価および測定機能性を備えたVISUMの統合ディマンドモデルを使用して作ることができます。


グラフィックス

VISSIMは4Dが特徴です。 4Dとは、3Dネットワークと、「時間」と組み合わせた車両とのコンビネーションです。
これにより、ユーザはAVI形式でリアルなビデオクリップを作ることができます。 これは、プロジェクトの見通しを伝える手段として、優れた利点であるといえるでしょう。
VISSIMはまた、航空写真やCADで作成した図面を4Dの背景として取り込むことができます。 VISSIMの長所として、以下のような交通工学・計画分野で使われるプログラムとのインターフェースが可能であることが挙げられます。

信号最適化ツール-SynchroTEAPAC
トラベルデマンドモデル-emme/2、TranPlanなど
グラフィック情報システム(GIS)及びナビゲーションデータ-ArcGIS*とNAVTEQ

PTVは、シミュレーションとトラベルデマンドソフトウエアの統合を開発しました。
この努力が、シミュレーションソフトであるVISSIMと、トラベルデマンドソフトであるVISUMを初めて統合し、市場に導くこととなったのです。 ひとことで言うならば、交通コミュニティへのメリットは、効率のよさでしょう。
四半世紀にわたり、PTVは交通分析からリアルタイム交通マネジメントまで、交通専門家のニーズに焦点をあてたソフトウエアツールを開発してきました。
私たちのビジョンは、これら開発したツールを互換性のあるソフトウエア一式に統一することです。
これらツールが同じデータ要素(ネットワーク形状、容量、交通制御デバイス)を多く共有するようになったので、それに従ってツールも開発されてきました。
私たちのビジョンは現実になったのです!
PTV Visionは、あなたの仕事の作業効率をあげるツールを統合し、交通ソフトウエア一式は、あなたの組織のニーズとともに成長するパラメータになるでしょう。

VISSIMは、データフローダイアグラムに示すように、PTV Visionにとって重要な構成要素です。
マルチモーダル交通オペレーションの詳細な分析が可能です。
しかしまれに、この詳細な分析レベルでは、交通問題に適切に答えてくれないかもしれません。 PTV VisionはVISUM(VISIMと互換性のあるトラベルデマンドモデル)により、もっとマクロな視点からの分析を可能にします。
VISSIMとVISUMにおけるデータ共有は、PTV Visionデータモデルで容易にできます。 このデータモデルは、モデル構築に促進されるで処理されるたくさんのデータソースへのアクセスを提供します。
このようにして、交通分析の問いにより早く答えてくれます。

たとえばPTV Visionは以下のことを可能にします。
手入力データとエラーの可能性を減らすため、シミュレーションとトラベルデマンドモデル間のデータ要素を共有
プロジェクトの計画及び分析段階でのリアルタイム交通データの組み込み
PTV Visionを介した交通システムのモニターと管理
トランジットAVLシステムと同様、トラフィックマネージメントセンターによって、豊富なデータを集める。
PTV Visionは解決を導く方法でデータを提示
さまざまな交通団体の間でインターネットでデータを共有
与えられたアクセスレベルによって、これら団体はPTV Visionによって管理された交通データベースに照会すること
ArcGISやMapInfo、NAVTEQなどのソースからGISデータを得て、サブエリアや幹線道路、大都市地域や疎開区域、さらには国全体のモデルネットワークの構築や更新・継続ができる
ハイウェイキャパシティマニュアルや一般的に使われている容量分析手法に基づき、あるレベルを満たす交差点分析
信号のタイミング最適化プログラムのデータ共有及び最適化済タイミングをPTV Visionに再び取り込むこと。
そこから、そのタイミングを研究対象域または計画の評価に適用
PTV Visionプロダクトに含まれているCOMインターフェースに、ユーザがワークフロータスクを自動化するために、ユーザ独自のスクリプトを書くことができる


トランジット(公共交通)

VISSIMは、バス高速輸送、LRTおよびマルチモーダルトランジットターミナルを含む、トランジットに関連する研究のためのソフトウェアとして使われています。
トランジットに関連するネットワークと、前に述べた信号コントロールの分析に加え、トランジットルート、さまざまな輸送車両タイプ、スケジュール、バス停、停車の種類とデュエルタイム(滞留時間)もモデル化することができます。
デュエルタイムのモデル化には3つの方法があります。
1. 具体的な平均デュエルタイムと標準偏差から行う普通の配分方法
2. ユーザがさまざまなデュエルタイムの確率定義する実験曲線
3. 特定の停止場所で乗降する乗客数に基づきデュエルタイムを計算する乗客フロー・モデル

分析
いつ、どこで、どうやってVISSIMでデータをレポートするかはユーザ次第です。
データはどの時間帯でも、その時間内のインターバルでもレポートできます。
ネットワーク上のどこの場所でも、つまりインターセクションでもどんなパスでもネットワーク全体でもレポートできます。 データはモードや車両クラスによって集約することができます。
また、独立した車両ごとのデータを得ることもできます。 多くのMOEはVISSIMからレポートを受け取ることができます。 典型的なものは、遅れ時間・速度・交通密度・旅行時間・停止回数・待ち行列などでしょう。
つまり、プロジェクトにおける必要性に応じて、適切なタイミングで、適切な場所の、適切な方法でデータを取り出すことができるのです。 シミュレーション出力のグラフ表示については、VISSIMがPTV Vision プロダクトの姉妹品であるVISUMを使用します。
VISUMは交通モデリングの結果を効果的に視覚化するための豊富なグラフィックライブラリーを提供します。












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